ボビーの焦燥感も伝わってくる。打てないと少ないチャンスの場面で、少しでも多く得点するための采配にならざるをえない。3回の今江犠飛の後のTSUYOSHIの打席はまさにそんな形だ。
前回、TSUYOSHIにスクイズさせた場面、マリンのバックネット裏で見ていた。5月5日だったかな。子供の日に10年ぶりに勝ったとかいう試合。この日もTSUYOSHIに追加点を取りにいくため、スクイズが命じられた。結果、ウエストされて失敗。TV観戦では味わえない楽しみ方だが、その後はずっとTSUYOSHIばかり見ていたのだが、不貞腐れていて、次の回守備についても収まらない様子で、ファーストからのゴロ練習拒否。こういうのはプロっぽくていいね。
TSUYOSHIみたいなタイプに1死3塁でそもそもスクイズさせる方が間違っていると筆者は思う。自由にやらせて、自分で相手守備位置などを確かめた上で、考えてバッティングできる選手なわけだから、ウエストの危険性の残るスクイズは一番確率が悪く、成功しても1つアウトを相手に献上することを考えると、損な選択だと思っている。1死3塁っていうのはヒットゾーンも拡大しているわけだから、安打で出塁すれば次の得点のチャンスも生み出せるわけだし。
勿論スクイズは「意表をついた攻撃」なわけだから、相手もTSUYOSHIにはさせてこないだろう、という裏をかいて敢行させているんだろうが、現状いっつもウエストされるんだよね。やはりサインがばれているか、雰囲気で伝わっちゃっているんだろうな。
当然信頼されていないから、スクイズのサインなんか出されると思っている節があるんだろう、ウエストされるとマジ切れしちゃってるところがある。その辺精神的に脆いんだが、カワイイっちゃカワイイ。試合中もずーっと収まらない様子で、試合終了のハイタッチの瞬間を注目していると、ボビーの掌を思いっきりパチーンと引っぱたいてやんの(笑)多分マジメな選手が好きな諸兄はTSUYOSHIの行動に眉をひそめられている方が多いと思うが、筆者はプロなんだから、アレくらいの自己主張はすべきだと思う派です。ていうかそれ位の負けん気がなきゃダメだろ。
今日再びTSUYOSHIにスクイズのサインが出され、はからずも又ウエストされた。最終回大事な先頭打者になるはずだったTSUYOSHIに今日も控えに回っていた福浦が代打に送られる・・・。福浦はビハインドの局面で必ず塁に出るために、送り込まれるタイプの打者ではない。走者を返す打者だ。この異常采配、何らかのTSUYOSHIに対する制裁であることは間違いない。和を乱す奴は悪い。それは判る。しかし大事なゲームで短絡的な処置だよな。
TSUYOSHIの態度でスクイズが読まれているなら、ホントその辺は徹底的に対話してもらいたい部分だ。来年も継続して指揮を執るなら、同じようなベンチワークのミスを修正する必要性があるだろう。TSUYOSHIに今後もスクイズのサインを出す可能性があるなら急務だろう。慶彦、溝を埋めるのは、お前にかかってるぞ!まあ、あんたもフロントや首脳陣、チームメートと悶着起こすことにかけてはTSUYOSHIの上をいっていたが・・・。