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2017年07月18日

内・平野…クローザー受難の日【配球や真っすぐ比率の話を】

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久々に3日間ブログの更新を空けてしまいました。
皆さん、お久しぶりです!3連休中は頭から野球の事がすっかり離れており、月曜の夕方から復活。
昨日の試合は7回ぐらいから視聴。その前はゆえあって、ちょっとだけ阪神広島戦の方を見ていた。西岡剛がアキレス腱の断裂から見事に復活。しかもプロ初のファースト守ってるし。谷沢さんはアキレス腱断裂後ファーストから外野にコンバートしてたなぁ…。

一応「首位攻防」だが、タイガース側から見れば3連勝しなければ、どんどん苦しくなるだけの直接対決。最悪でも2勝1敗。勿論初戦は絶対に落とせない。
そんな中エース・メッセンジャーの力投で勝利を手繰り寄せるのだが、俺がこの試合をちょっとだけ見ていたシーンで「ここが勝敗を分けたんじゃないか?」と思う分岐点に巡り合えた。
それは唯一の失点のシーンだった。

3回表に先制点を奪われるシーン。1死後菊池、丸に連打を浴びるも、鈴木誠也をセカンドフライに打ち取り2死。ところが5番松山に対してはストレートの四球を与え2死満塁としてしまう。続くエルドレッドは苦手中の苦手らしく、6打数3安打2本塁打という対戦成績になっていた。ちなみに第1打席にも早速ヒットを打たれている。
mese20170717

これが3回のメッセンジャー対エルドレッドの全投球内容だが、2-2から投げた6球目のフォーク(上図赤丸囲み)までは、全球内角高目のボールかストライクか微妙なゾーン(上図青四角囲み)に投げ込んだ。確かエルドレッドは、内角高目のボールゾーンにスイングしてくる率が12球団で最も高いバッター…っていうのを昨年の球辞苑あたりでやっていたような。そこを徹底的に突いていた。
「メッセンジャーって、こんなに制球力がいいのか?そして、なんてキレイな回転のフォーシームを投げるんだ!」
と驚かされた。外人投手は速球を動かしてくる人が多いが、メッセンジャーは日本人みたいな純正の「真っすぐ」を投げ込んでくる。そして相手の弱点と思わしきところを徹底的に突けていた。
勝負処で、これをキッチリ出来るギアの上げ方を見ても、勝てるピッチヤーであることがよく判った。

結果としては「押し出しの四球」。エルドレッドも3-2からの内角高目を見逃し、先制点を呼び込むのが、この対決の意味合いを考えてみたい。
解説の宮本が6球目の低目のフォークの事を「(打者は)これだけ高目にボールを投げ込まれると、低目に手が出なくなることがあるんです」と言い、「もし高目と低目を交互に投げている状態で、今のフォークを投げたら空振りが取れていたかもしれません」と付け足していた。
まさにそうだと思うのだが、それは「1打者を抑える」といった観点で見た場合。この場面、おそらく広島と阪神のペナントレース的に「後半戦最初の山場にして、もしかしたら最後になってしまうかもしれない山場」といった別の意味合いがある。仮に間違えて失投して満塁本塁打を浴びるような事があっては、シーズンそのものが「The END」になってしまう可能性が高い。出来るだけ「ボール球を振らす」といった細心の注意を払わなければらない。メッセンジャーはよくそのミッションをこなした。カーブ(ドロップ系)やフォークをゾーンに入れれば、あれだけ内角高目の真っすぐで押しているのだから、たやすく打ち取れるのかもしれない。だが「間違いは許されない」。徹底して絶対に間違わない最善策の範疇で、一番力のあるボールを投げ続け、先制の押し出しを許し、点を与えた。これ「満塁からの敬遠四球」に近い内容でもあった(1回目の日本シリーズで若林投手が行った伝説の奇策…)。
そして後続の打者を抑え、最少失点で凌ぎきった。

その後は見ていないのだが、このメッセンジャーの「押し出し四球も厭わず、最悪のケースを想定して丁寧に投げきる」力投を見て、「タイガース逆転するんじゃないだろうか?」と感じた。
まあ、あとで2対1で勝つのは、その後もいろいろな流れのやり取りもあった上での結果なので、それが全てとは言わないが、「配球」ってこういうことだと思う。最悪を想定して、それだけは絶対に避ける。 チームを勝利、ひいては優勝に導くための思索自体が「配球」だと思うのだ。
皆が皆「結果論」に流れ過ぎて、「配球に意味はない」というような暴論が蔓延ると、野球の見方はどんどん狭まってくるからね。

昨日のマリーンズ対バファローズはクローザー受難の試合となった。
両軍1対1で9回表にまずホームチームがクローザーを投入し、想定外の本塁打を浴びて勝ち越されるが、ビジターチームのクローザーが逆転サヨナラ打を浴びる…
内は大城にプロ初本塁打を浴びる訳だが全球真っすぐだった。この結果に関しては特にない。ボール気味の高目だったしラッキーパンチの類だろう。むしろ内があまりスライダーを投じない事の方に不安を感じている。

内の今年の球種割合は
ストレート 59.4%
スライダー 40.5%
だった。思いのほか、スライダーの数値が高い。もっと投げてないだろ…っていうイメージだった。ちなみに被打率は
ストレート.217、スライダー.093
球種別被打率って、それだけをピックアップして論じるのは、意味が無い。ストレートの割合が高く、ストレートの被打率も高くなっているデータを見て「アイツの真っすぐは使えない」と早合点しないように。全体の被打率が低ければ、充分優秀。球種別の打数がそもそも違い過ぎるから他球種との比較はナンセンス、要は割合との兼ね合いなのだ。
内が真っすぐで押しまくるのって、おそらく自分が「格下」と思っている打者に対してなんじゃないか?今年は特にその傾向を感じている。
逆に打者側がそういう傾向を「読み」に入れてきているかもしれない。本来なら内のスライダーに「いつ来るのか?」怯えなければならないところ、「自分には真っすぐしか来ない」と決め打ち出来れば思いきって行ける。大城の本塁打には、そういう空気を感じた。
ここから又、考えを改めていかなければならないのかもしれないし、実はそういう理由じゃなくて、スライダーのキレに一抹の不安があって、球種の割合がアンバランスな状態になっているのかもしれない。内の場合は捕手主導というより本人の考えでしょう(いつも首振ってるしね)。

昨年、藤川球児に続いて「真っすぐ比率」の高かった南が今季初の1軍昇格。でも67〜68%程度で1位、2位っていうのは意外。南に関しても、もっと高いかと思っていたが、これぐらい。昨年、南には回またぎをさせすぎた。2イニング目に明らかに球威が落ち「中盤の劇場」をよく作りだし、2死満塁にしたりしていた。球威が落ち始めれば、必然的に「力む」。力めば力むほどフォームのバランスは崩れ、余計な所に力が入り、メカニック的に危険な状態になる(力投型の投手であれば、なおさら)。それなのに、あれだけ真っすぐで押しまくれば、肩・肘に疲労が来るのは当然。担ぎ投げなのに「真っすぐと心中」っていうのは短命への道でしかない。
「もっと真っすぐ比率が高い奴いるだろ?」と思ったら、不調や故障でランキングの規定に乗っかってこなかったのだろう。近藤大亮の昨年は登板数が少ないが「80%」っていう数値をだしているなぁ。昨年先発だったんだよね?(笑)彼の真っすぐの回転数がめっちゃ高そう。好きなのよね、この球質…
あと高橋朋巳も70%超えてた。真っすぐの投げ過ぎって、やはり故障と隣りあわせなのかしら…。

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角中がディクソンの内角真っすぐを捉えて今季初本塁打にしていたが、これは前回ディクソンがこのコースに真っすぐを集めて奪三振の山を築いていたので、「そいつを叩く」っていう宣戦布告の一打だったんだろうか?あれでディク坊、前回登板のいいイメージが消え、修正まで時間がかかっていたよな…。



posted by mansengo at 08:11 | Comment(2) | 野球現在・過去・みらい
この記事へのコメント
メッセンジャーの、大局を見据えた配球はまさにエースの気概を感じさせます!
また、内が打たれたのは偶々だったのかも知れませんが、判っていながらほぼ打てないストレートを放っていた藤川や佐々木主浩たちは如何に凄まじかった事でしょうか!
Posted by ハマリーンズ at 2017年07月19日 03:16
>ハマリーンズさん
書きこみ、ありがとうございます。
藤川の全盛期は確かに判ってても打てないストレートって奴でしたね。佐々木の方はフォークも頭にちらつく分、真っすぐに差し込まれる感じでしたかね?
Posted by mansengo at 2017年07月19日 07:59
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