週刊ベースボールの大地のインタビューを読んだ。
いざ自分がセカンドやってみると、あらためて「やっぱりすごかったな」って
と、ある二塁手のことを持ちだしている!
その二塁手とは…
ナバー…そんなワキャない!
彼が普通にやっていたことをやろうとしても簡単には出来ないですし、体のバランスが凄いですよね。バックトスにしろ、ピボットにしろ、バランスがすごくいい。
彼はいつも「リズム、リズム」って言ってましたけど、「ああ、そういうことだったんだな」って実感する瞬間がよくあります。
ピボットプレーの際のセカンドベースへの入り方と(ベースの)使い方が一種独特な柔らかさだなぁ…と常々感じていて俺(そのことを書いてたよね?)も、この話頷きまくりですよ。
彼が守っている時の様子をずっと現地で見ている時があったんだけど、ピッチャーの間合、リズムを、膝曲げたり伸ばしたり、グラブをはめてない方の手を動かしたりして拍を取るように合わせていたんだよね!
投手によって間合い、リズムは違ってくる。同じ投手でも一球一球の間合いが変わることもあるだろう。クルーズはそういうことに対して、自分のリズムを刻むことによって合わせようとしていたんだな。
そうすることによって打球への反応も変わってくるんだろう。投手の投球とそれに対して打ち返される打球…実はこれにも一定のリズムがあるように思う。なぜなら打者も投手の投球にタイミングを合わせて打ちに行くのだから。集中力の凄い内野手ならインパクト時のボールとバット接点の角度なんかで、おおよその打球速度が判るんじゃないの、長年の経験から。ボテボテなのか、強い打球が来るのか、という予測の部分で。
動きが柔らかいのも、「ボールを取ろう」という意識が消えているからこそ出来る技で、緊張感を消し去る上でも有効な準備所作なんだろう。
このクルーズを見させられた後の、ナバなんとかさんの飯のマズい事!
打球に対しての準備がないんだもん…まあ、彼も緊張とは無縁な守備だったけど(笑)
クルーズはリズム、ナバは弛緩…さて大地は?
オープン戦のテーブルスコア見ると5番に入ってるね。両外国人に挟まれる形でスイーパー的な役割を期待されるシーズン。果たしてセカンドコンバートによる効果が出るのかどうか?引っ張り専門から、逆方向への打球を増やしていこうという意識があるようだ。進塁打より、どん詰まりでもヒットが欲しいという役回りか…。
インタビューでは持ち前のポジティブさ全快ではあったが、どんなシーズンを送ることになるだろうか?
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