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2017年01月19日

「応仁の乱」を2回読み終えて

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応仁の乱 [ 呉座勇一 ]
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日経新聞の書評欄をキッカケに手に取ってしまった本だが、昨年末あたりに寝る前の数十分だけ読んでいこうと思ったら、なかなかページを前に進めることが出来なかった。難解過ぎて…というより、この時代に関して無知だった自分の無学さのために相当苦しめられた。

この本の特殊性は、ありきたりの戦乱絵巻を描こうとしている訳ではなく、「銃後」ともいうべき奈良・興福寺の2人の高僧(経覚・尋尊)の目というフィルターを通して、応仁の乱の実態・時代背景を読み解こうとしていることだ。
アカデミックすぎて…いや、歴史学者の方が書いた本だから当然か。

奈良興福寺と、それに群がる在地の人達との関係性からして特異であり、「衆徒(しゅと)・国民」なんてのも初めて聞いた言葉だったよ…
他国だと「国人」になるのかね?いや、それじゃあ説明がつかないなぁ。
筒井、越智、古市…これら衆徒や国民の人達が、興福寺の一条院と大乗院の争いに加担し、やがては守護大名の畠山氏がこの問題に首をつっこんでいき、畠山氏の相続争いも絡んで、それが京都の政治的混沌に着火し、巡り巡って辿りついた場所が「応仁の乱」だった。

長年研究が進まなかった領域らしい。その一つの理由として
「戦後歴史学が階級闘争史観を基調とした」
ことに、どうやら関係性がありそうだ。
下の階級のものが上の階級のものを打倒して、歴史は前進する…
学園紛争も花盛りだった時代の空気が、学会にも飛び火していたのか、人物の評価なども階級闘争史観的な(稚拙な?)ものが大勢を占めていたようだ。

それを覆しつつある「最近の定説」的なものを丁寧に紹介し、著者自身の見解を述べられている。たとえば一般的に「応仁の乱の争乱を経て、長い戦国時代に突入していった」といったようなことを学校の歴史でも学んだような気がするが、最近の研究では「応仁の乱後も足利将軍は一定の権威・権力を備えていた」ことが明らかになったそうだ。つまり応仁の乱と戦国時代をそのまま直結させるのはマズい説明。

人物では「楠葉天次」という人が興味深い(Google検索しても数件しかHITしないよーー)。お父さんが天竺から来た、天竺人と日本人のハーフ。天竺と言うと「インド」かと思うが、ジャワ人、アラビア人の線も捨てきれない…ま、とにかく初耳の固有名詞のオンパレードでしたが、その他にも戦術の変化や応仁の乱が長期化した原因など興味深い事柄も多かった。
また貴族が京都を追われて疎開したことがきっかけで、地方にも京文化が波及していったことにも触れられていた。特に「日本初のダンスホール」が出現した経緯が面白い。ダンスホールっていうより「日本初のディスコ」だな、コリャ。この話も含め、古市胤栄関連の逸話多し。

一度目はまったく実感なく読み終えたので、二度目でようやく理解を深められた箇所多し。関連キーワードを手掛かりに、別の書籍にも手を伸ばしてしまいそうな雲行きに…(特に「後南朝」あたりはハマりそう。)

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posted by mansengo at 23:44 | Comment(0) | 千葉ぶらり旅
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