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2015年07月07日

ロッテ投手の昨年度セイバー期待値が悉く裏切られている

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野球に縁が無さそうだった晋遊舎から、プロ野球関連のムック本が出た。MONOQLOをたまに手に取って読んでいる者からすると、MONOQLOのような質感にも感じるが、内容が野球っていうところにどうにも違和感が…

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徹底してセイバーメトリクスのリーグ別ランキングを紹介している本。2014年度昨年一年間のデータと並行して、今年序盤の数十試合のデータも紹介されている項目もある。この本から、いくつか面白そうな項目をピックアップしてみよう。

BABIP=(被安打-被本塁打)÷(打数-被本塁打-奪三振+犠飛)

投手 チーム BABIP
唐川 ロッテ .351
塩見 楽天 .331
メンドーサ 日本ハム .329
ディクソン オリックス .326
古谷 ロッテ .323
則本 楽天 .320
石川 ロッテ .318
菊池 西武 .317
藤岡 ロッテ .3153
大谷 日本ハム .3146

BABIP。フェア打球の被安打率の統計値(ホームランは除く)。メジャーでは、「フェアゾーンに飛んだ打球はほぼ3割前後の安打率で収束する」という通念を基に、野手の力量や飛んだコースが悪くて、不運にも数値が高くなってしまった投手たちをリスト化しながらも、翌年度「化ける要素のある投手」として注目されている節もあるそうだ。
確かに塩見、ディクソン、菊池、そして大谷翔平あたりは、これに該当しそうなんだが…あれ、マリーンズの投手が4人もランクインしているぞ?彼らの2015年は…

マリーンズといえば岡田をはじめとする外野陣はそこそこ鉄壁だったりして、むしろ投手の安打を防いでいる「フェアゾーン」を構築している球団だと思う。にも関わらずこれだけの安打をフェアゾーンに飛ばされていたということは、それだけ「運の要素が入りこみにくい安打」を昨年打たれていたということだろう。
メジャーのように選手間の移動が激しい場合は、BABIPの数値が悪い若手投手が揃っている球団は、守備的なプレーヤーを補強することによって、翌年度その投手が花開く要素としてこの数値を活用する向きもあるんだろうけど、NPBの場合、バックがそれほど劇的に変化することも稀でしょうから、本人の覚醒を伴わない限りBABIPは「無意味な指標」に思えてくるんだよね…

昨年俺がその投球を見て、「震えるぐらい、いいピッチャー」と評した東明(オリックス)。昨年も今年も、見た目の数値は突出したものは無い。しかし彼が隠れた実力者であるところが今年のセイバー数値から散見される。

WHIP上位6名

投手 チーム WHIP
大谷 日本ハム 0.77
塩見 楽天 0.79
大隣 ソフトバンク 0.85
レイ 楽天 0.93
野上 西武 0.96
東明 オリックス 0.98

QS率上位6名

投手 チーム QS率
大隣 ソフトバンク 100%
ディクソン オリックス 85.7%
涌井 ロッテ 85.7%
牧田 西武 85.7%
則本 楽天 85.7%
東明(他4名) オリックス 83.3%

多分「何勝何敗何セーブ」から離れられないベテラン野球ファンの方々は「東明、誰それ?」「東明ごときに抑えられるとは…」といった戯言を繰り広げているんだろうな。
いや、もちろんこれはレイや離脱した大隣、チート化してた頃の涌井がランクインしたりしているので、今年の速報値に過ぎないけど(笑)

走塁の指標で「本塁生還率」。これは2塁から、内野安打を除く単打でホームに還ってきた割合を示すデータで、昨年の統計値。
(まさに安廃論的発想のデータじゃないの!!)

選手 チーム 本塁生還率
中島 日本ハム 88.2%
陽岱鋼 日本ハム 87.5%
松井 楽天 82.4%
今宮 ソフトバンク 79.2%
安達 オリックス 75.0%
西川 日本ハム 70.4%

上位6名にファイターズの選手が3人もランクインしている…
このムック本侮れないのが、このデータを指し示した後、
白井一幸3塁コーチ
の存在をピックアップしてやがるんですよね、晋遊舎の分際で。
いや、言い過ぎました。面白かったから、もっと野球本も出してほしいと願う、MONOQLO愛読者でした。
(そして、この指標のベスト10に誰もランクインしてなかったマリーンズの野手陣…これって何を意味するのか?)

セイバー、バカにしてたけど、公式記録員がいい加減な見識でつけている既存指標をこねくり回したものだけじゃなくて、独自に記録取っていかないと立脚しないデータもあるんだね(ウェルヒット率とか…これはどうやってデータ取っているんだろうか?)
「数字を憎んで、人を憎まず」が座右の銘のmansengoがお届けしました。

PS。日本で初めてセイバー的なデータを契約交渉の席で活かしたのが、「29人連続アウト」でお馴染みの清川だったって、ホンマかいな?



posted by mansengo at 00:28 | Comment(2) | 野球ミニ薀蓄
この記事へのコメント
すごい更新をありがとうございます。う〜ん、すご過ぎてうなるしか…。丁度昨日、なでしこ敗退の話題の中で「アメリカらしい勝ち方だった」と伝聞したばかり。どういうことかと言うと、アメフトに代表されるアメリカが強いスポーツは、ゲームが始まる前からどういう戦い方になるかがほぼほぼ決まっていて、始まったらそれをどう微調整するか、ってことらしいんです。戦略ありき、なんですね。(もちろんフィールドとピッチのスポーツっていう違いはありますが)編成にしても現有の選手を『活かす』にはどう補強するか。もう違い過ぎる!でも、こういう視点の補強なら千葉球団でも出来るんじゃない?というかやらなきゃ。この記事、球団関係者の目に留まれ〜。
Posted by あーるつう at 2015年07月07日 08:26
>あーるつうさん

書きこみありがとうございます。

>う〜ん、すご過ぎてうなるしか…。

まあまあ、本に記載されてあるデータにちょっとした感想を述べたまでです(照笑)
データ運用はどこの球団もやっていると思うのですが、活かしているところと活かしきれていないところに、分かれているような気もしますよね…。
Posted by mansengo at 2015年07月08日 12:36
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