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2014年12月18日

角中の出塁率上昇と菊池の捕殺日本記録の相関性

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昨年(2013年度)、角中の打率が下がり一部酷評を受けていたが、このブログでは「出塁率は変わっておらず、むしろいい傾向に向かっている」と常に言い続けたことは、昨年から読まれている読者の方ならご存じかと思う。
2012年度は首位打者に輝いたものの、愛甲に「勝負をしない人間がなんで勝負の世界に生きているの」なんて酷評されたように、最後の印象が悪すぎた。出塁率をバットマン最高の栄誉にすれば、いいのにね。
今年も四球の数が2位大地を大きく引き離し、チームダントツである云々の記事を読み、ではなぜ、そういう方向に向かえているのかを自己流に分析してみる。

角中を見ていると、「落ちるボールへの意識」が年々高まっていて、早い段階でバットの振りを止める場面を見かけるようになった。地面方向へ変化するボールの見極めが向上していることは明らか。これはかなり意識をそちらへ向けているからだと思う。
角中を評する時、よく「角中だから打てた」という論評を聞き、あたかもボール球に手を出しまくって、それすらも打ち返しているような印象をお持ちの方も多いと思うが、たまたまそれがうまく行って結果が出た場面が鮮烈だったがゆえに、そのイメージが増幅しているに過ぎない。むしろ地味な「待球」の精度が上がっているところを汲み取るべきだろう。
今年シーズン中に野球に関するBSの特番があって、番組の中でこんなデータが提示されていた。データの場所→【俺だけじゃなくて】パの全投手やっぱり嶋が嫌い
ここで、「(アウトになるまでの)平均球数」のランキングが示され、角中は3位にランクインしている。悪球ばかりに手をだしていたら、とても球数は稼げない。

かと言って、角中の「特徴」が消えたわけではない。相変わらず「凄いボール」に手を出している。よく見かけるのは、自分の体の方向に食い込んでくるようなボール。これをフェアゾーンに飛ばすこともあるが、ファールになることも多い。「角中だから打てた」という典型的ボールだが、「だったら最初から手を出さなきゃいいじゃん!?」と思うに違いない。

おそらく角中は「縦」への意識を増す分、「横への変化」は従来通り対応しようと決めているのだと思う。意識の配分としては、こんな感じなんじゃないだろうか。これが実は理に適っている。縦への変化はバットに当てにくい。その分見逃せばボールになる確率が高い。逆に横への変化はなんとかバットに当てられる。縦を気を付けておけば、横はなんとかなる…こういう意識が彼の中にあるんじゃないだろうか?
「縦」「横」両方対応しろ?それは無理ってもんでしょう。現代の多彩な球種に対応しなければならない野球では、この辺が意識の限界なんじゃないでしょうか。横への変化ならボール球になってもファールに出来る技術がある。ファールで逃げられれば、打ち取られる確率も減る。角中がまだ1軍定着を果たせず、慶彦2軍監督の自信満々の推薦で上に上げられた時、10何打席ノーヒットのまま強制送還させられていたことがあった。あの時セカンドゴロの山を築いていた。縦への変化の対応の進化を感じざるをえない。1打席における「平均球数」が上がる理由、出塁率が上昇傾向の理由はこんなところにあると思う。

菊池が535捕殺の2塁手における日本記録を作った、と週刊ベースボールの記録の手帳コラムに書かれてあった。MLBの黎明期に600台の記録があったが、これは「現代に比べて三振が少ない野球」だったので、ゴロアウトの割合が高く、比較対象にならない…云々と。
そして菊池の守備範囲の広さを褒め称えている。彼を見ていると、かなり深めにポジションを取っていて、なおかつセンター方向に抜けそうな当たりをいくつもアウトにしてしまっていた。あっち方向は体を反転させて1塁へ放らなければならないので「抜群の身体能力」などともてはやされる。果たして、それだけで、これだけの驚異的な数字が積み上げられるものだろうか?(もっとも「捕殺」だから、2塁へのトスによるアウトの比率などはどうなっているんだろうか?)

守備位置が年々深くなっているのは確かだろう。だがそれ以上に感じるのは「打球方向予測の精度」が年々上がっていること。それに伴うポジショニングも格段に進化している。
いい2塁手の一歩目の踏み出しが、明らかに「いい」。一歩目を踏み出すということは左右どちらかに体重をかけなければいけないわけだから、ここを間違えれば一貫の終わり。かなり相手打者の打球方向のデータが頭に入っていて(或は指示が的確)、それとバッテリー間のサインから掛け合わされる「打球方向予測」の読みがしっかりしているから、打球勘も冴え、かつては追いつけなかった打球に追いつけるようになったんではないだろうか。そして菊池のような身体能力も持ち合わせた選手が出現し、いよいよ500捕殺時代に突入したんじゃないか、と。

三振の数が増え続ける現代野球。打者はいかに三振を取られないように意識していて、守っている側は数少ない前へ飛んでくる打球に対して集中して対処するのか?試合時間も延びている。集中力の問題も出てくる。
クルーズなんかは、これをリズムで解決しようとしているところがある(笑)彼の打球が飛んでくる前の準備段階を球場で見ていると、投手の投球リズムにいかに自分を合わせるのかに腐心しているようにも見える。心のメトロノームだけでは足りず、足や右手で「この投手は何拍子」と測っている。ところが今のピッチャーは打者のタイミングを崩そうと一定のリズムで投げないよう、走者がいないのにも関わらず、おもむろにクイックで放ってくることがある。クルーズつんのめる。打者のタイミングだけじゃなくて、守っている側のタイミングまではずしている可能性がある。



posted by mansengo at 08:33 | Comment(2) | 球力ナミダ男
この記事へのコメント
今回も感服いたしました。
角中の縦の変化球への意識ですか、納得です。他の選手も
真似してほしいですね。
菊池の守備位置は確かに深いし、打球への反応は
超人的。マリーンズの二遊間、守備位置浅過ぎで少し横に転がっただけなのに追いつけない。身体能力弱いから深めだと捕ってもアウトにできない。情けない、投手かわいそう。中村はどうかなぁ。
Posted by 柏マリン ロッテファン歴41年 at 2014年12月18日 14:46
>柏マリン ロッテファン歴41年さん

書きこみ、ありがとうございます。
いやいや、この見立てがあっているのかも、最善の方策なのかも判りません(笑)こうじゃないかという推測です。
菊池は凄すぎるんで、比較してしまうのはちょっと他の野手たちが可哀想すぎるんじゃないでしょうか?
Posted by mansengo at 2014年12月19日 09:06
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