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2014年10月08日

西野の球種割合の変化から読み解く「抑えを任せられてからの意識の変化」

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まずは昨年と今年の西野の「球種割合」のデータからお目にかけよう。

 

2013年

2014年

真っすぐ 49.64% 46.89%
スライダー 18.42% 12.5%
フォーク 18.19% 34.35%
カーブ 13.71% 6.21%

「持ち場が変わったから単純に比較できねーだろ!」というツッコミが入るのを承知で、このデータの比較を載せてみた。
これが意味するところを考えてみよう!

まず単純にカーブが減るのは当然のことだと思われる。クローザーが一番やってはならないことが、1点差で長打を浴びることだから、必然的にカーブの割合は減る。カーブは有効な局面も多いが、運用を間違えるとひどい目に遭う「諸刃の剣」とも言うべき球種。残念ながら戦力外を告げられた荻野忠寛もこの球種を使っていたが、セットアップとロングリリーフの間のようなポジションだった頃に比べて、クローザーになった途端、割合はやはり減ったと思う。先発など長い回投げるピッチャーがアクセントとして用い、次の対戦機会の時に相手打者に「カーブもあるよ」と、相手の読みを狂わす時に最適な球種だと思う。(もちろん、このボールで勝負しているピッチャーもいます。「ナックルカーブ」などは別球種にしてしまった方が…)

では、一番目を引くスライダーとフォークの完全逆転現象について。
これね、思い当たる節があるのよ。昨日帰宅途中に、ラジオで楽天対オリックス最終戦を聴こうと努力した。何分、仙台からの電波だから日が落ちるのが早くなったというものの、やはりノイジーで、ところどころ途切れる中、耳を傾けた。解説は我らが佐々木さん(佐々木と聞いて「大魔神?」しか思いつかない奴はセントラルへリターン)。
昨年、西野の登板の時の佐々木さんの解説が凄すぎて、言葉にならないぐらい感銘を受けた。

何かのインタビュー記事で読んだんだけど、西野の飛躍のきっかけは、投球動作の途中で「ピチッ」と偶然はまった瞬間があって、今までに見たことが無かったような真っすぐが行き、その感覚を掴んだことに依るところが大きかったそうだ。具体的にはトップに入る位置から腕を振りおろすまでの体重移動の際の、腰の動かし方の繊細な感覚で、今まで横軸だったものが一気に「縦」に持って行けるようになった。
上から振り下ろすような感覚で、真っすぐの角度が投げた本人にも判るほどに変化したようだ。投げ始めは横軸の投手のようなのに、一気に縦から振り下ろすように変わる「ターニングポイント」が西野のフォームにはあるわけだ。しかしこれは相当繊細なメカニックだと思う。

佐々木さんはある試合で序盤好投していた西野に対して、「この回(4回)あたりから悪い傾向が出てますね」と、ズバリ指摘。その回はたしか三者凡退に抑えたと思う。でも見る人が見れば判るんだな。体の動きが横軸になってきている、と。その原因をスライダーの多さに求めていた。
昨年のイメージでは、西野はスライダーを結構投げる投手だと思っていた。結局その後、西野はその試合KOに追い込まれた。

今年配置転換を命じられて、「どうしていくんだろう?」と興味深くて見守っていたんだが、オープン戦では殆どフォークを使わない登板もあったように思う。「あれあれあれ?」と思わされた。多分あれは何らかの調整・実験の類だったと思う。フタを開けたら「真っすぐとフォーク中心」のニュー西野に生まれ変わった。
球種が多い方が、打者がマークしなければならないことが増えるため絶対有利なはず。にも関わらず「二択」に絞った真意は?

おそらく佐々木さんが指摘したように、「スライダーを混ぜる弊害」の大きさの方が抑えを務めていく上でデメリットになると判断したんじゃなかろうか?スライダーは知らず知らずのうちに、西野のメカニックから縦軸への動きを阻害する球種。精度の高いボールをより多く投げることの方が、1球で地獄に突き落とされることもある「抑え」という持ち場では大事ということで「真っすぐとフォーク中心、”縦の角度”で勝負していこう」という思考に切り替わったと想像しているんだけど、如何でしょう?
甘いスライダーはカーブ同様、大変危険な球種。意外とフォークの抜け球は許されることが多かった。その辺は実際に対戦するバッターの反応を見て、「万が一失投しても、フォークの方が安全度が高い」という認識が、西野の中で生まれて、後半はよりフォークにシフトしていったような印象もある。(抜けフォークで抑えた後は普段以上に仏頂面の西野になっていて、セーブをあげた投手と思えない表情になってはいたが…笑)
なので後半戦だけ取り出せば、もっと極端な数値が出るのかもしれない。

来年もおそらく抑えを任せられることになると思うけど、その辺の球種割合も見守りつつ、西野の意識の変化を探っていってみたい。



posted by mansengo at 15:13 | Comment(4) | 球力ナミダ男
この記事へのコメント
更新お疲れ様です 適材適所ならぬ適所適投球(球種)ですかね~(例え変?)
クローザーとは球種多く使い裏をかき、かわす投球に腐心するくらいなら…
かつて佐々木(大魔神)のフォークはわかっても打てない…
クルーンの160qは打てるが藤川は150qだが打てない…と狙いは近いですかね!?




Posted by 新米 at 2014年10月09日 18:35
>新米さん

書きこみ、ありがとうございます。
DAKARAその佐々木じゃないって!!セントラルへリターン(笑)
スライダーを多投すると、西野の場合、真っすぐ・フォークの角度が悪くなるようです。
Posted by mansengo at 2014年10月10日 07:09
今回も深い解説ありがとうございました。
フォークの調子が良くないのにスライダーに頼らずにフォークを多投する理由がわかりました。
佐々木は元ロッテの捕手でコーチも長く務めていた佐々木信行さんですね。愛称はダンプ。優秀なコーチだったのかも・・・。大魔神もダンプ佐々木も宮城県出身ですね。
Posted by 柏マリン ロッテファン歴41年 at 2014年10月10日 07:44
>柏マリン ロッテファン歴41年さん

書きこみ、ありがとうございます。
佐々木さんは自身は1軍での実績が全然ないのに、2軍監督まで上りつめましたよね。並大抵のことではないと思います。青山も…彼が満塁本塁打打った試合はTVで見てました。
Posted by mansengo at 2014年10月11日 08:34
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