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2010年02月12日

奪三振(率)はシチュエーションで その2

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 「奪三振はシチュエーションで」の最後に「続きは次回!」と書いておきながら、こんなにあいてしまいました・・・気を取り直して、続きを書きましょう。

 三振を取る能力を持ちながら、ここぞという時に三振を取るために余力を蓄えている投手も多いのではないか?そういうピッチャーのことを考えると、9イニング換算で算出する「奪三振率」をアテにせず、走者3塁時だけ抽出して奪三振率を測る「走者3塁時における奪三振率」という指標を出してはどうか?という提案を前回してみた。

 前監督のボビー・バレンタインの野球的思想を推測するには、この走者3塁の時、どういう点差で、いかに守るか?といったあたりに着目すると、おぼろげに見えてくるものがある。

 まずケース1。2007年8月30日対西武戦。実はこの試合、私は見ていない。スポーツニュースで最後の場面だけ見ているのだが、要は同点の延長11回ウラ、1死満塁で迎える打者がGG佐藤で、次打者がカブレラといった情勢。マウンド上には現巨人の小林雅。
 ここでボビーは中間守備を取っている。1点やったらゲームセット、普通今までの日本野球だと前進守備が当然の場面だった。これをどこまでデータで精査していたのか実は知りたい。このケース、1点やったらゲームセット=前進守備を敷くのが建前だが、その分野手の頭を越されたり、本来なら取れていたゴロが横を抜かれたりする恐れも強くなる。
 かといって中間守備にすると、ボテボテのゴロが飛んだらサヨナラ、またゲッツー未完成でもサヨナラになる。前進守備にすればホームゲッツーをとりやすくなるが、中間守備は微妙でイチかバチかセカンド-ファーストと転送されるゲッツーの方を選択しなければならないケースも出てくる。

 しかし次打者がカブレラというのもポイントだ。ここで三振やホームでアウトを1個取ったとしても、(相手の最強打者を迎え)なお西武のサヨナラのチャンスは続く。であるなら、ここでGGを抑えてもカブレラにやられれば一緒なわけだから、GGで勝負のゲッツーを取りに行くというのも悪くない選択だ。この打者で一挙に2個のアウトを取りに行く攻撃的守備。GGの打球速度が速いことと、足がそんなに早くない事も勝負を賭けやすい要素だった。またこの試合3連戦の最終戦で、マリーンズはどうも前2戦も取っているといった状況だったようだ。幾分余裕があったのだろう。もしこれが、もう少し落とせない要素の強い試合の場合も、ボビーは同じようなシフトを取らせたのか?
 「データ」を重視するといわれるボビーが、この場面でどういったデータを使って最終的判断を下しているのか。非常に興味深い部分である。(雅の三振を取る能力とか)

 もう1つは、「Once again4連戦」でセギノールに痛恨の一発を浴びて、プロ初のマイナー行きを通告された現巨人の小林雅英が、1軍復帰戦で中継ぎ登板させられたんだが、その場面が3塁に走者を背負って打者・飯山という場面だった。これはスクイズも警戒ということと、やはり出来れば三振を取りたい場面だったから。さらにはこの試合に負ければファイターズの年度優勝が決まるという試合だったので、勝負手を打ったわけだ。ただ2軍から戻ってきた期待の雅英の球威は戻っておらず、飯山に安打性の当たりを打たれ、たまたま野手の正面をついたため結果的に抑えられただけだった。


 雅はあんまり三振を取りに行くタイプじゃなかったけど、ここぞという時には三振を取る力があった。前にホークスが物凄い打線を組んでいた時代、マリーンズが1点差で勝っていて、最終回ホークスが1死満塁で追い上げてきた時、「終わった・・・」と思って見ていたら、松中と城島(だったっけな?)を連続三振に斬ってとって終わらせたことがあった。連投が効くタイプだったが、その分、力をセーブすることも忘れず、なおかつ「ここぞ」という時にはこのような力を発揮してくれる、凄いリリーバーだった。


 リリーフと先発で「奪三振率」を比較することは意味が無いが、リリーフ投手の中で比較すれば雅はおそらく「奪三率率」が低い方だったと思う。しかし、「走者3塁」に限定したらどうだったか?普段の三振率が高くても、こういう局面で三振が取れないなら意味が無い。

 マリーンズ在籍後期は割りと走者を背負うことが多かった。これは「省力化」を考えて、なるべく明日以降に響かない形でゲームをクローズしたいという「経験」がなせる技だったのだろう。そのかわり走者が出たらギアチェンジする。3塁に走者が進めばトップギアに。チームとしては「その試合」だけでなく、「1年」を通じた力の配分を考えられるピッチャーに大事な場面を託したいものだ。2005年までは本当に凄かった。ただあれだけ長年プレッシャーのかかる役回りを背負わせられれば、そりゃー疲れも貯まり、衰えも来ていたのでしょう。2007年は既に下降線に入ってきていたと思われる。果たしてNPB復帰は成功するのか?よく考えると今年は藤田-小林雅なんていうリレーが巨人で見れるかもしんないんだよな(笑)

 飯山に対して雅英を送ったボビー。その詳細な意図や裏づけも知りたいところだ。この辺の柔軟な対応に関しては、俺は評価している。ノムさんなんかはボビー野球を全否定しているけど、実際は随分対応させられたりしていたから、それなりに相手ベンチにプレッシャーを与えられるようなことは出来ていたんじゃないかな?ただ、そのデータを活かす為の「運用法」の多くを誤り、又、データを活かして手駒を活用する野球をしたくとも「選手のマネジメント」が出来なかったため、絵に描いた餅になってしまった。
 (この稿、続く、かも?)



posted by mansengo at 23:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 安廃論
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