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2010年02月01日

守備の指標RF(レンジファクター)は信頼に足る数値か?

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 しかしヒドい。野球ブログと銘打っているのに、1月ほとんど野球のことを書いていない・・・そうこうしているうちにキャンプイン。とうとう「球春到来」といってもいいような季節が来てしまった。今年は冬季五輪があるからキャンプの報道も少なめになるだろう。実際俺もその時期は五輪の方にしか興味がいかないと思うし。

 1月中に話題にしようと思って書きそびれていたのが、Number Webのこの記事へのツッコミ。

 参考:'09年最高の外野手は赤松と栗山だ!

 これはRFという数値をその論拠としているのだが・・・

 RF=(刺殺+補殺)÷試合数

 これ、ムチャクチャな指標だな。これで外野の守備能力を比較するの無理だろ。「刺殺」っていうのは自分でアウトにした数。外野手の場合、大体は自分でフライを捌いた数になる(稀にランダウンプレーなどで内野領域に入り、走者を追い込んでタッチプレイでアウトにするケースもあり、それも刺殺になる)。「補殺」は内野手、及び捕手に返球して、その送球をキャッチした野手が走者を殺せば記録される。ゆえに「年間最多補殺」記録者は、強肩外野手の誉れ高くなる。もっともイチローのように「レーザービーム」を恐れて走者(または3塁コーチ)が自重するケースも増えてくるので、この数値を単純比較して強肩を競うのもナンセンス。

 レンジファクターの場合、建前ではボールに追いついてアウトにした数と走者を刺した数の和を試合数で割るので、1試合における当該野手の「アウトカウントを稼ぐために貢献した数」を比較することが出来る。このコラムの最新号では97年-03年のパリーグ遊撃手部門で7年連続、小坂誠がRF断トツであると紹介されているので、説得力があるようにも思える。が、しかし!

 根本的なことを考えてみよう。1試合における27個(または24個)のアウトの打球方向は、平均的に同じ野手のところに飛ぶわけではない!
 このコラムでは2009年は栗山がRF1位で、評価が低すぎると断じている。しかし普通にパリーグを見ているものからすると、「そんなことはないはず。やっぱり糸井らファイターズ勢の方が上」と思ってしまう。なぜ齟齬が生まれるのか。それはおそらく「西武のセンター栗山のところに今年は打球がかなり飛んだ」ことに尽きると思う。つまり西武の投手陣が2009年は弱く、多くの打者に打球を外野まで飛ばされていることに他ならないのである。

 奪三振率が高い投手が揃っているチームの外野手は必然的にこの数値が低くなる傾向があると思う。そして、奪三振率が高い投手が揃っているチームの方が、チームの成績は良くなる傾向があるはずだ(常に筆者が述べているが、奪三振の評価が低すぎる)。つまりその意趣返しとして、このRFは下位球団の野手のための数値にしかならないのでは?調べてないけど、調べるほどもない結果が出ると思うんだが・・・。
 実際、小坂がマリーンズのショートを張り続けていた時代は主力投手は皆、打たせて取るタイプのピッチャーだった(そして万年Bクラス・・・)。ネイトを筆頭にコミさんも、晋吾も、そしてジョニーも本格派の割には奪三振率が高くないタイプだ。

 別にこれは小坂誠の守備力がそれほどでもない、ということを力説しているわけではない。それは「誠くんシリーズ」が、このブログの一大アクセントであることを知っている読者の皆さんにあえて言うほどの必要もないか(笑)
 「全盛期の小坂のプレーを球場で堪能できた人たちは幸せだと思う。」というこの記事のくだりの、まさに幸せを感じている者の1人です、筆者も。三振を取るタイプの投手が少ないチームゆえに、「小坂ショー」をより堪能できたのだ。
 おまけに隣のサードを守っているのは初ちゃん。そりゃーRFも激増するだろう・・・初ちゃんはショート方向には守備範囲狭かったけど、なぜか3塁側ファールゾーンの行動範囲は広く、3塁側ベンチ内までカバーしていた(笑)

 この前スポニチの終面に、「Field f/x」の記事が掲載されていた。「ボックススコア以来の大発明」と銘打たれて紹介されていたが、要はコンピュータですべての打球の映像を解析し、打球速度や野手の打球への到達スピードをすべて数値化して、本当の守備力を把握しようという動き。今季MLB全30球団がトライアル導入するようだ。遅かれ早かれ日本も取り入れるだろう。果たして野球はこれによって変わるのだろうか。

久々に野球の記事書きましたね。てか、いつも書けよ!って思っている人はクリック!



posted by mansengo at 02:25 | Comment(6) | TrackBack(0) | 安廃論
この記事へのコメント
お久しぶりです。
確か、私も“野球ブログ”だったような気がする今日この頃ですが、野球のこと書いてないですよ、まったく(笑)

しかし、最近はなんでも数値化するって流行っているんでしょうかね?野球って、もっと感情で見ちゃって良い様に思うんですけど・・・。

そんな私には、小坂は神以外の何者にも見えなかったですよ。この感覚は、05年以降にファンになられた方にも、お伝えしたいとは思うのですけど。。。
Posted by まーきん。 at 2010年02月02日 00:01
>まーきん。さん
 書き込みありがとうございます。

>しかし、最近はなんでも数値化するって流行っているんでしょうかね?野球って、もっと感情で見ちゃって良い様に思うんですけど・・・。
 
 流行ってるみたいです。ファンの楽しみ方はそれぞれなので、そういう部分から客観的評価を仰ごうと思っている方も大勢いらっしゃると思います。にしては矛盾が多すぎるという私なりのツッコミです(笑)

 小坂の守備をあえて数値化して「全盛期、球場で見れた人は幸せ」などと、あらためて上段から振りかざされると、実際に見たものからすると「うるせぇ。そんなこと数字で提示して、いちいち言うな!」という気分になってしまいます。
 この感覚こそが小坂全盛期を見ているファンの共有感だと思います。(でも最近はその感覚を忘れてしまっているので、井端もすげぇと去年そのプレーを見て思ってしまいました・・・)
 
Posted by mansengo at 2010年02月02日 13:06
こんにちは〜♪
RFっての、正直今だよくわからずにおります。
同じ記事を見て、小坂誠が取り上げられることがうれしくってうれしくって・・・でも、私も打たせる投手陣&“初芝選手のおかげ”だとつい思ってしまいました。

“捕球し刺したから”とか“確率”・・・そんなことではなく、忍者のような動きで捕球&捕ったと思ったらすでに送球、どこから移動してきたかという守備範囲の広さ、そして捕手や野手への思いやり、ついでにファインプレーなのに淡々とした表情・・・これを数字にはなかなかできないと思います。
こちらで、ちょっとしたあの記事へのモヤモヤみたいな不満みたいなものがスッキリした気が致します。
 
『誠くんシリーズ』楽しみです♪
(長文になってしまいごめんちゃいです)
Posted by ふじきせき at 2010年02月04日 09:49
>ふじきせきさん
 書き込みありがとうございます!
 僕もこの記事を見て、小坂誠を取り上げてくれたこと自体は単純に嬉しいんだけど、やっぱりRFで比較するのは無意味だなぁと思ったので記事にしてみました。
 
 コラムを書かれた方も、なんとか小坂の守備の凄さを伝えたかったんだしょうね。その気持ちは凄い伝わってくるんだけど、「糸井より栗山の方が上」っていうために引っ張り出してきた数値に小坂を当て嵌めるのがどうも・・・それじゃー胡散臭い数値になっちゃうじゃないか!(笑)っていうところで、僕もモヤモヤしながらまとめてみました。
Posted by mansengo at 2010年02月04日 23:52
マリン通いは2003年からですが、ナマ小坂では、2005年雨の広島戦、前進守備の三遊間ライナー横っとびキャッチと、そのあとの何食わぬ表情が一番印象に残ってますね。
話は変わりますが、2005年当時、マリンでの試合前のオープニングビデオ(選手のスライド映像)で使われていたBGM(スローバラード)の曲名をご存じないですか?
息子(小6)の少年野球チームの卒部式で使おうと思い、マリーンズに尋ねたところ「不明」との返答。
mansengoさんならご存知かと。卒部生の映像とこの曲があればウルウルモード間違いなしなのですが・・・
このようなコメントの使い方でスミマセン。
Posted by shuu父 at 2010年02月06日 20:26
>shuu父さん

書き込みありがとうございます。
あのプレーは確かにインパクトありましたねぇ。

残念ながら曲名わかりません・・・お役に立てなくてすいません。
Posted by mansengo at 2010年02月07日 09:42
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