オフシーズンになったし千葉県周辺(下町や茨城なども含む)の隠れスポットなんかも紹介していきたい。地元に住んでるけど、「え、そんなのあるの?」っていう場所、たまの休日なんかに訪れてみたくなるところを紹介していきたいと思いまっす!
1回目は利根川川畔の利根町(茨城県北相馬郡)にある「柳田國男記念公苑」です。
兵庫県で生まれた柳田國男ですが、兄がこちらで医師をしていた関係で2年ほど利根に住んでいたそうです。
お兄ちゃんの鼎に関しては上の写真クリックしてください。実直な人だったみたいです。彼の経済的保護の中、利根の自然に育まれ、そして土蔵にあった書籍を濫読することによって後年の道筋を立てたのでしょう。この土蔵が資料館になっております。
学生時代や官僚時代の写真も。
拡張可能です。なかなかイケメンじゃありませんか(笑)勿論彼のライフワークに関する資料も多数展示されています。
拡張可能です。「利根川図志」。土蔵で発見した江戸時代末期の書籍を、後年國男が訳注をつけて編纂したようです。文庫本が出ております。
拡張可能です。貝で作った「海上の道」。これ見てちょっとだけ熱いものがこみ上げて来ました。現代では稲作は江南ルートで日本にやってきた説がスタンダードになっている。國男が提唱した南方ルートは台湾から八重山諸島、琉球を経由して日本に入ってきたという説だが、果たしてそんな弥生の昔からこれらの地域では稲作が行われていたのだろうか?イメージわかないっすよね。大嶺祐太はじっちゃんとか学校の先生からどのように教わっているのだろうか・・・なんて考えるのもマリーンズファンだけだよね。
家の中も縦横無尽に歩いちゃいました。
我孫子に住んでいた時期もあるんですねぇ・・・。
利根の「柳田國男記念公苑」へは我孫子の布佐から利根川にかかっている「栄橋」を渡って向かうのが、千葉県人的ルートです。この橋を徒歩、自転車で結構な数の人が往来していて、布佐駅を使う茨城県側に住んでいる人も多いようです。「県境」系の話も結構好きなので、そのうちブログでもいろいろ書くかも・・・。
興味がある方は是非行って見てください。40分〜1時間程度で見て廻れます。
柳田國男記念公苑
北相馬郡利根町大字布川1787-1
一般見学:午前9時〜午後4時30分 (無料!)