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2017年02月19日

ハッタリハット(服部)の事をちょっとだけ思い出す「左殺し」な話

昨日の球辞苑の「左殺し」の話から。
これは「左打者に対してワンポイントで送られる左投手」と「左投手がマウンドにいる時、代打に送られる右打者」の物語である。この「1/3(イニング数)」「1打席」に全てを賭け、己の全知全能を注ぎ込んだ職人たちの「匠の技」が今明らかにされ、ものすごい興奮した!

昨年戦力外になってしまった中崎(西武)を見た時、「あんなに1塁側に流れる投手は初めて見たかも。永射保や星野といった球団の先輩変則左腕でも、あそこまで1塁側に流れなかったぞ」と書いたが、今回の球辞苑ではその永射が登場し、俺の思い込みは「錯覚」だったことに気付かされた。
かなり体を倒して一塁方向に流れ、もっとも横の角度がありそうな歴代左腕だと長年認識していたが、あれはフェイクの積み重ねで、よくよく見ると、そこまでステップは一塁側では無かった!(思ったほどクロスしてなかった)
本人が
「ローリング」
と呼んでいた技術だが、ステップを偽装するようなフェイクを入れて、打者にタイミングを取らせないようにする「間」を自在に作りだすフォームだったのだ…
首位打者を取ったリー、本塁打王になったソレイタを手玉に取った極意。未だに自信ありげな表情で「左には打たれん」という確信を持っているような話し方だったことが印象深い。

この他、宮西が昨年の日本シリーズの分岐点となった5戦目の9回2死満塁で丸と対峙した時の配球を全解説してくれた。
それから遠山登場。遠山を一塁に「逃避」させて、ワンポイントならぬツーポイントで使う奇策を見せたノムさんへのインタビュー(ピッチャーがいないので、仕方なく行っていた「苦肉の策」だった事を今更ながらボヤく!)も含め、興味深かった。
遠山は阪神-ロッテ-阪神と出戻っているが、ロッテ時代は打者もやっていた。二刀流ではなく、完全に「打者」だったはずだが、セに戻ると再びピッチャーに戻っていた。
エンサイクロペディアで振りかえると、なんとなく遠山の「野球人生」が見えてくる。ドラフト1位で入団して、初年度は先発として起用され、将来を嘱望されているのが判る。数字的には間違いなく初年度が「ピーク」(8勝を挙げている)。
打撃成績を見ても、この年が一番打席に入っている。「二刀流か!」と言う訳ではなく、先発ピッチャーとして普通に9番打者として迎えた打席だろう。ロッテ時代の1995年から97年にかけて「野手」登録されている(ロッテ時代も途中までは「投手」)。1軍の成績が残っているのは95年と96年のみ。それにしても立った打席数は2年間で、わずか「18」。95年は外野で、96年は一塁で守備に就いていることが記録に残っている。この後、阪神に出戻り、再び「投手」に戻り、ワンポイント左腕として名を馳せた。ドラフト1位で入団してきた男の「流転人生」…

宮西、遠山、永射…とインタビューを聞いていて思ったんだが、皆キャラが濃い!宮西はこのブログではネタ人物の一人として、結構キャラ付けして動かして来たが、遠山と永射の「濃すぎる」キャラに圧倒される。”濃すぎる”と変換しようとして気付いたが、遠山はブラックマヨネーズの小杉にもルックスが似ているような…マジ遠山小杉…もとい濃すぎ。
いずれにも共通するのが「ハッタリ」だと思う。ハッタリを通すと、あんな風に変な自信が全身を覆うのか、強烈なキャラに仕上がっている。実際、遠山はノムさんに「お前、左バッターのインサイドに投げれるか?」と聞かれて、「投げれます!」と即答したハッタリからチャンスを貰っていたことを明かしていた。
永射さんなんかハッタリ技を「ローリング」なんて、カッコ付けて名付けちゃってるくらいだから相当なモノ。
「俺たちはプロで通用するボールを持っていない。あるのは度胸だけや!」
と叫びつつ、裏では姑息な技を常に開発し続ける野球人生だったわけですね。
ハッタリ…と言えば、ハッタリハット!このブログで2013年に1年だけワンポイント左腕として通年活躍した服部のことをこう呼んでいた。
だがハッタリが効いたのは1年だけだった…ハッタリ人物伝の中でも「小物」で終わってしまった。

スタジオゲストに清川。そして左殺し打者編として西岡良洋登場。西岡に関しても、このブログでネタとして取り上げたことがある。ロッテで迎えた現役最終年、序盤まったく結果が出ていないのに使われ続けた「広岡の怪」的な話で(そして翌年コーチ就任…)。
その西岡が左投手を打つ極意を語っていたが、「でもそれを見て、川口さんや大野さんは翌年すぐ対策してきた」と、一流投手は更に上を行ってることを教えてくれた。清川も清川で「当時の広島では北別府、大野、川口でしょ。僕なんか入りこむ隙が無く、ブルペンに入っても見られていないような気がした」という屈辱から始まり、プロで生きる術を見つけていった話をしていた。
清川も近鉄時代、遠山同様に「投手-一塁逃避-投手」を経験したことがあることを話していたが、もちろん仰木監督時代の話。わたしゃ~何度か書いているが「仰木マジック」が好きじゃないんですよ。なんか、本人の「どうだ俺、アイディアマンだろ?」的な虚栄心が見え隠れして…次、書かなきゃなんないのは萩原と下柳の「酷使」の根本的な違いについてだな。

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そういや、清原事件の時にマスコミを騒がせていた野村の「ハッタリ」も尋常じゃなかったな!「左殺し」になるにはそういう性質が必要なのか、その仕事を請け負っていたから、あんな性格になるのか…

posted by mansengo at 09:03 | Comment(2) | 野球現在・過去・みらい
この記事へのコメント
放送では言及してませんでしたが、リーが右打席に立ったときの記事をよく見ると2点タイムリー打ってるのに驚きました。これは81年ですが、ググると84年にも対長射で右打席複数回あったみたいです。通算成績が気になります…
Posted by shin at 2017年02月20日 13:41
>shinさん

書きこみ、ありがとうございます。
そうだったんですね!それは毎回右で打ちたくなるような…当時右でも打てる、と話していたことはおぼろげながら覚えております。
Posted by mansengo at 2017年02月21日 07:57
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