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2009年07月03日

今年一番緊張し、興奮した12回裏

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 7/2 西武ドーム L8-9M

 見ていて今年一番緊張し、興奮し、1球1球に声が出た。そんな12回ウラでした。1死満塁絶体絶命でマウンドに上げられる、1軍ラストチャンスと思われるピッチャー。過去の経験則から、こんな場面で好投したピッチャーなどマリーンズではいない。2-3からの1球1球がプロ野球人生最後になるかもしれないボール。ボール球もあったが球の勢い、腕の振りが良ければ打者は反応してしまう。栗山を三振に切って取った時には、まだ1アウト残って勝ちが決まっているわけでもないのに、涙が出てきた。人生最後の登板ではなく、新しい野球人生の始まりになりそうな登板になった深夜。球場に残っているお客さんは千人いただろうか・・・。

 パリーグ歴代最長試合という凄い試合だった。6回からTVで見た。それでも4時間以上見ていることになる。大松の3ランでまず最初の「決まった!」でも、そのウラひっくり返された時には「こっから先、何が起こっても最後まで決まらないかも・・・」っていう予感はあった。なんでこんなヒドいことになるんだろう?

 内のスーパーピッチングはベンチのヘボ采配の賜物だったと思う。まさしく「瓢箪から駒」、こういうのが勢いをつけるのには侮れない。まあ俗に「結果オーライ」っていう奴だけど。もっとも西武が勝ったとしても「結果オーライ」。この両チームの現状のひどさは3連戦のスコアが示す通りだ。
 パリーグのチーム打率を見ていただきたい。この2チームはビリ、ブービーなのである。打率的には上でも長打力の劣るチームが他にあるので、一概に打低チームNo1、No2の戦いと言えないかもしれないが、そのチーム同士が10点前後の得点を毎度取り合うのである。何度となく見られた、バント失敗や走塁ミス、チャンス時に1本出ない拙攻。こんなグダグダな攻撃をしても、毎度毎度先頭打者を歩かす両チーム救援陣!タダでさえ荒れているボールに、栄村の超ナローゾーンが輪をかけて試合を長引かす!1日の約1/4を野球見ることに費やさなければならない試合をしてはいけません。クリケットかよ!(イギリスのTVでは延々クリケットの1試合を半日ぐらい放送しているらしい。野球もクリケットから派生したゲームだから、長時間ゲーム仲間なのかもしれないが)

 そして堪能させていただきました、「ボビーの珍采配劇場」!失笑につぐ失笑の連続!タスクをDHで起用しているのに、里崎に代走を出す勝負采配。これが後々響く。次の守りで、DH解除。8番捕手里崎→代走早川→投手荻野。しかし荻野が1点取られると伊藤にスイッチ。この1点の取られ方も、先頭の松坂健太が四球。3連戦の初戦でも書いたが健太の選球眼が向上していることに驚かされる。で銀仁朗がバントとみせかけてエンドランをしようとするところを見抜くマリーンズ・バッテリー!「もらった!アレー!」ウエストしているのに健太に盗塁を許してしまう橋本将!!これが劇痛。片岡タイムリーで1点差。栗山を押さえたところで、伊藤にスイッチ。この時、ランビンも一緒に出て来る。外野方面に向かう。センター方向に走る。「なるほど、センターのサブローをライト、ライトの大松をレフト、レフトのベニーを引っ込めてセンターランビンだな」当然そうなると思っていると、サブローが腑に落ちない歩き方でベンチに帰ってくる・・・「あれあれ?」DH解除野球の痛恨。ピッチャーをなるべく遠くの打順におきたい関係上、守備力無視でサブロー召還です!どこまでベニーの打力に期待してるんだよ!それよりこの場面での外野守備の方が大事だろ!

 もう次の打席でベニーが見逃しの三振に倒れた時、寂しく笑いましたよ。でも密かに調子をあげているのか、まだまだ不明の虚無僧がベニーの三振をカバーする1,2塁間を抜くヒットを打ってくれる。昨日までは「だーれも期待はしていない」状態だったが、「基本期待してないけど、ちょっとだけ・・・」に格上げ。今日攻守に溌剌とした動きを見せた剛の同点打に繋がった。この回も先頭のタスクがヒットで出塁すると代走早坂。もうキャッチャーは雅彦しか残ってません。で福浦出塁すると1ストライク取られてから代走雅彦・・・唯でさえ長い試合がこういった交代で更に長引く。「タスクに代走」という情報を聞いて、慌ててブルペンから戻ってきたので到着に1球を要してしまったのかもしれない。いずれにせよボビーバレンタインの気まぐれ采配全快!、である。ビジョンもない、スタッフとの意思疎通も図られていない、独走ベンチワークです。

 12回も1死満塁で迎える左打者の栗山に対して、左腕→右腕に交替する奇策。これがハマる。もっとも栗山には昨日ユースケが逆転の端緒となるヒットを打たれていたので、イヤな気がしたのだろう。
 10回先頭の剛が出塁。2番の今江が初球バント失敗して、ヒッティングに切り替えてゲッツーになった時は「終わった・・・」とマジで思った。1年生解説の小関もこのヒッティングにサイン切替を「よく判りませんね」と批判。あなたは1年生解説だから知らないのかしれないけど、これが「ボビー流」。ずっと見てきた俺達は既に「達観」して余裕で笑い飛ばせる領域まで鍛え上げられているんだからな!(←イバるところじゃねーだろ)
 この後好調大松に安打が出てチグハグな印象。次打者はここまでノーヒットの井口。ここが密かなポイントになると思った。「井口が出たら、次はブライアンだから代打出すのかな・・・そしたら12回までに信頼度のあるピッチャーのネタが切れるな(なので、ここで切れた方がいいとまで思ってしまった))」と思ったのだが、後々よく見ると5番が竹原、6番ブライアンに9回から変っていた(伊藤が5番に入っていたのでピッチャーが5番にいると勘違いしていた)。もう最後の方は打順と守備位置がこんがらがって見ていた。チャンスなのに、いいピッチャーに代打を送らなければならなくなり、ピッチャーがいなくなってしまうのがDH解除野球です。

 経験の少ないピッチャーの差が勝敗に直結したゲーム。とにかく、よく勝ち越せた。次のホームのオリックス戦でしっかり勝ち越して、来る上位進出をかけた楽天戦に備えたい。なんとなく3位は見えてきてるじゃない!

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posted by mansengo at 02:11 | Comment(3) | TrackBack(0) | 千葉ロッテ観戦記
この記事へのコメント
橋本がDHで、里崎に代走が出た時は、DH解除の危険性が高いってことですね(笑)今後もありそう。でも、昨日の田中であれば、こんな時はまよわず、キャッチャー田中になるでしょう!チャンスでは凡退しましたが、1軍でも久々の守備にもかかわらず、とにかく後ろにそらさない全力プレーには感動。阪神戦での金澤といい、里崎・橋本の後継者は確実に育っていると感じました。もし12回、橋本でしたら内のスライダーとれたのやら・・・。それにしても、昨日の試合は、映画リングを超える恐怖感で絶叫状態でした。昨年のSB戦で代打橋本の満塁ホームランで土壇場においついて、延長12回、ズレータのHRでの勝利をも超える最高の試合でした。反省点を挙げたらきりないでしょうが、とにかく勝ててよかったにつきますね。
Posted by まっち at 2009年07月03日 09:26
楽天戦終了後から視聴しました。

最後の内投手はスゴカッタです。栗山の粘りも素晴らしいし、最後の縦スラも絶品です。

ここまで来れば、ヒーローになるのはナカジでも内でも、どちらでもいいのではないかと思えるほどのクライマックスでした。

素直に両チームの選手達を讃えたい。

しかし、ノムさんの投手を惜しみなく投入する明日無き鬼継投といい、バレンタインの今ひとつ意図の読めない采配といい、個性的な監督の下でプレーする選手達は大変ですね。

ナシダが個性的かどうかは未だ不明です。
Posted by はむふぁん at 2009年07月03日 12:53
書き込みありがとうございます!

>まっちさん
 確かにタスクをキャッチャーにするのは意味ナシでした。もうそのままDH橋本の時はすんなり雅彦でいってもらいたい、とホント思いました。

>はむふぁんさん
 (個人的には)ナシダは割りとオーソドックスだと思います。しかし打線好調でいいですねぇ・・・羨ましいです。
Posted by mansengo at 2009年07月04日 01:16
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