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2009年01月21日

ムラ社会千葉崩壊の外交史【祝・井口獲得】

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 村田兆治がまだ若く、1軍定着できていなかった頃、同僚と徹夜マージャンから宿舎へ朝帰りしようとした時、入れ違いでランニングに出かけようとしたベテラン選手は誰か?

 

 正解:小山正明(Wikipediaにこのネタ載ってました)

 村田兆治が後であやまりに行くと「お前ほどの才能がありながら、それをムダにするのはもったいなくないか?」と言ったそうだ。この言葉に感奮して、未だに小山のように黙々とトレーニング続けて、50代で140kmのボールを投げているんだからたいしたもんだ。

 さてこのエピソード、ウラを返せばロッテがロッテという球団たる由縁ともいえる話である。ある程度他に先じてやれば不動の地位を築けるチームなのだ。ところが、だ。ロッテは昔から有名選手がいない。他球団の選手と積極的に交流するにしても、ある程度の成績と知名度が必要だと思う。ところがチームは長く低迷し、低迷するということは在籍している選手の成績も振るわなかったということ。沈滞ムードの中で外部に向けて顔が利くような選手はおらず、長年に渡り下界と隔絶された「ロッテ村」が形成されていった。仲良し集団・・・大した成績も残さずに同一球団に在籍し、あまつさえ「引退セレモニー」などを挙行される選手続出。

 村田は「ムラ社会にいては自分が錆びる」と思ったのだろう。毎年のようにオフにセリーグ移籍を嘆願した。このようなムラ社会で圧倒的な存在感を見せ付けられたのは、ポテンシャルの高さもさることながら、ムラ社会から自らを断ち切ろうという向上心を、異郷の人小山によって植え付けられていたからに他ならない。
 しかし大抵において小山ほど優秀な宣教師がこのムラにやってくることはない。もっとも伝統的なカトリックの国からやってきたコージ・ヤマモトにいたっては、「巨人最強」を謳われ乗り込みながら、落合らをはじめとするロッテ雀士軍のレベルの高さにまったく通用せず、すっかりムラ社会に溶け込んでいった。その性格からムラの人々からも慕われ、やがて村長に推され就任し、ムラの若者たちを育成した。伝統的なカトリックの国から来たんだから「ドジャース野球」ぐらい若者達に叩き込むかと思いきや、ムラのしきたりを重んじる「ロッテ野球」を骨の髄まで叩き込む。

 やがて広岡の乱鎮圧後、平和な鎖国社会を築いていた千葉村に再び優秀な宣教師がやってきた。彼の名前はボビー・バレンティーノ。彼が再びこの村を訪れ、村民に意識改革を説いた2年目、ロッテ維新はなった。従来2005年10月26日の大政奉還をもって起源としたが、近年の研究では2006年3月21日の小御所会議で宣せられた「王政復古の大号令」をもって維新の達成とするようになった。
 その論拠だがムラ社会の解体において、開放政策開始時代の中国に見られた「万元戸」のようなものが、ムラにも現れはじめたことがあげられる。ロッテの選手は長年の鎖国政策で外部との交流がなかった。ところが王政復古の大号令では千葉村の下級武士が有力諸藩の有名選手と合力し、これを達成。この結果ムラからニューセレブといった若者達が出現し、さかんに他チームの選手と交流する層が形成され、今回の井口獲得にあたってもムラのシキタリ「ヨソモノはいらねぇーだ(でもコージ・ヤマモト、ジュン・イノウエレベルだったら全然オッケーよ!)」という掟を破って、積極的に選手から井口に電話攻勢を行うものが現れるなど、このムラの社会的格差の広がりから来る秩序の崩壊も、目を覆う状態になりつつある(特に小御所会議に参加した際ディーターに握手を求め、自ら洗礼を受けTSUYOSHIと改名する若者において顕著)。非正規社員・・・もとい育成選手を多数抱える現在のムラの構成も不安視されている。

 今年宣教師がお帰りになられる。このムラの後を託されることになる里崎が今日LF(ニッポン放送)に出演していて、ムラの現状を訴えていた。
 里崎智也に5つの質問。YesかNoでお答え下さい。
 1.井口選手は歓迎か Yes(今日の今日でノーなんて言えないだろ!)
 2.若手選手を叱ったことがあるか Yes(標的:ニャー・ユースケ・荻野)
 3.今年日本はWBCで優勝できるか 長考・・・わかりません
 4.ボビーがいなければ今の自分はいない ノ・・・イエス
 5.野球の次に歌に自信がある Yes

 井口とは個人的に交流はないそうだ。北京五輪でも他球団のセレブと仲良くしている様子もなく、さすが村長、ムラの調和のことが一番だわさ。なんたってポジションかぶってる同学年の男とあんなに仲がいいなんて、他の球団ではありえないだろ。
 でもさぁ。今日の放送、里崎の台頭はさもボビー・バレンティーノのおかげという方向性でまとめようとしているところに腹がたった。前村長コージ・ヤマモトの忍耐のおかげだべさ!ムラの住人は皆、知ってるだど!

 ムラ社会千葉崩壊の外交史の考察はライフワークとして続けていく所存であります。中世の稲尾政権下の稲尾-落合ラインや、石井浩郎がムラ社会にどのような影響を与えたのか、など。

とりあえずネモ、お前明日から又お掃除係な!


ヒュルルル・・・(元ネタ記事)。

 この写真を載せた後、ネモの快進撃が始まった。そして6年ぶりに筆者がワッショイワッショイしたら、隠れ首位打者にまで躍進した。ゲンをかつぐぞネモ。お前がスタメンの日はワッショイワッショイしにいくぞ!


 さて明日かあさってはもっとストレートに井口移籍について書いてみたい(笑)

posted by mansengo at 00:20 | Comment(3) | TrackBack(0) | 野球ミニ薀蓄
この記事へのコメント
面白く拝読いたしました。

宣教師ですか〜(笑)
・・・流行りの?篤姫は登場しませんでしたね。
(違うところに期待してしまった。)
ライフワークとして続くんですか?!?!
そのあたりがやっぱり凄いです。
Posted by ジョナサン at 2009年01月21日 00:54
カノッサの屈辱を思い出しましたよ!
Posted by コヤマリン at 2009年01月21日 07:54
>ジョナサンさん
 ライフワーク・・・勿論冗談ですが、あと1,2作はこのテイストでやってみたいですね。

>コヤマリンさん
 カノッサの屈辱はCX深夜番組の名作でしたよね。僕はその後に放送された「たほいや」が大好きで、これが元で広辞苑買って仲間内でプレーしてしまいました。
Posted by mansengo at 2009年01月21日 19:54
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